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アナンデール 1 [ローランド]


ダンフリースで休憩し、リフレッシュした僕らは
南方面への旅を再開し、
アナンデールの首都アナンに立ち寄りました。
ダンフリースからカーライルへ向かう幹線道路沿いにある勅許自治都市で、
僕らがローランドで見てきた中で最も清潔で
最も居心地の良い街です。


蒸留所がその名を冠するアナンデールとは
アナン川の流域のことです。
アナン川は皆からはよく「アナンデールのくわ」と呼ばれており
アナンデールは
スコットランドの中で最も庭園のような地域と言われています。
柔らかで明るい風景の緑は贅沢で
木の葉が濃く重なり合い、
豊かな緑に覆われた放牧地は
この谷の景観をイングランドに寄せています。
アナン川の水源はハートフェル山地にあり、
この谷を30マイル(約48.2メートル)に渡って流れ、
ソルウェイ湾へ注ぎます。
僕らは1マイル半(約2.4キロメートル)の距離をホテルから蒸留所まで馬車に乗りました。
美しい田舎道を通り、
私道の馬車道へと逸れてアナン・バーンに架かる橋を渡り
蒸留所へ至る門の前に到着しました。


アナンデール蒸留所は、アナンからは近距離にあり
木々に囲まれた絵のように美しい環境にある場所です。
敷地は正方形を成し、
中央部には小さな中庭がありスライド式の門扉を経て入場します。
蒸留に用いる水は、アナンの街の所有である、
丘の上を流れるミドルビー川を水源としています。
しかし、水車などを回す水は
蒸留所近辺を勢いよく流れる小川からやってきます。


蒸留所は以前、税務官ジョージ・ドナルド氏の所有でした。
創立は1830年で、40年に渡り現地に在住していました。
1883年、リバープールのJ・S・ガードナー氏が土地の所有権を借り受け、
旧式な機械を含め建物全てを取り壊し、
新たな設備や蒸留に必要な最新の技術を投入し、
蒸留所を再構成しました。


ガードナー氏はリバープールの前市長の子息です。
父の死後、十分な資産とともに現地で抱えていた商売から引退していました。
人生を通して活動的な思考と飽くことのない産業への興味を持っていた彼は、
何か活動に従事したいと言う思いから、
蒸留所とワーマンビーの所有地が市場に出された時、
リース権を獲得し、適任な職務をも手にしたのです。


僕らはこの小規模な蒸留所で楽しい午後を過ごしました。
ガードナー氏自身が僕らの案内人となり、
まずは蒸留所背後の丘の斜面の上方に位置する
農地を案内されました。
とても模範的な農場で、
牛小屋、豚小屋、馬小屋が正方形の中庭を囲んでいます。
僕らは20頭以上の素晴らしい牛が出荷を待つ様を見ました。
さらに、多数の豚もおり、
全て蒸留所から排出されるドラフや飼料を与えられています。
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ブラッドノック 2 [ローランド]

僕らはホテルから馬車に乗って1マイル(約1.6キロメートル)先の
郊外地にあるブラッドノックへ至りました。
ブラッドノック蒸留所訳注)は、名前の由来になっている村の入り口にあり、
と同時に美しいブラッドノック川の沿岸に位置しています。
蒸留所は中庭を囲い、正方形を成す建物群で構成されています。
1817年に現経営者の父親と伯父であるジョン・マクレランドとトーマス・マクレランドにより設立されました。
1878年に蒸留所は拡張・近代化され、
現在の敷地面積は2エーカー(約8千平方メートル)ですが、
経営者所有の農地50エーカー(約20万平方メートル)が隣接しています。
所内で使用する水は水車堰を水源としており、
ブラッドノック川の上流にあります。
上斜式水車が全ての蒸留所の動力を賄っています。


僕らはまずモルティングハウス(制麦棟)を見学しました。
主に石造りの建物で、
寸法は長さ118フィート(約35.9メートル)
幅28フィート(約8.5メートル)で、
スレート葺きの屋根を持ち、
木造部分は赤に塗装されています。
3階建てで、地上階は制麦場
上階は大麦貯蔵庫となっており、
各々石造りのスティープ(浸麦槽)を有しています。
この他に2棟の貯蔵庫があり、
寸法は95フィート(約28.9メートル)×32フィート(約9.7メートル)で
同様の構造になっています。
中庭の右隅と左隅にはキルン(乾燥塔)があり、
巻き上げ機を備えています。
床は多孔鉄板で、ピートによって加熱を行います。
中間にある建物の上階はモルト貯蔵庫になっており、
キルンと同じ階層です。
下階はミル(粉砕室)とグリストロフト(粉砕麦芽置き場)です。
敷地の四辺を成す建物に戻り、次に僕らはマッシュハウス(糖化棟)を訪れました。
採光の明るい建物で、
寸法は40フィート(約12.1メートル)四方、
2基の温水加熱タンクは容量が計5千700ガロン(約25.9キロリットル)、
マッシュタン(糖化槽)は直径16フィート(約4.8メートル)
深さは5フィート半(約1.67メートル)、
内部には攪拌器を備えています。
水路の階層に埋設されているのはアンダーバック
容量は3千ガロン(約13.6キロリットル)、
ワート(麦汁)を冷却するには優れた構造とされています。


中庭から数段上がり、僕らはバックハウス(醸造棟)に至りました。
ここには壁に沿って6槽のウォッシュバック(醸造槽)があり、
この内2槽は容量6千ガロン(約27.2キロリットル)で、
4槽は3千500ガロン(約15.9キロリットル)です。
さらにミラー社製冷却機の容量3千500ガロンのウォッシュチャージャーがあります。
ここへワートは遠心分離ポンプで汲み上げられます。
案内人に従い、僕らは次にスティルハウス(蒸留棟)に至りました。
蒸留所では最も古い部分で、3基の旧式なポットスティルがあり、
ウォッシュスティル(初留釜)の容量は1万3千ガロン(約59キロリットル)、
2基のローワインスティルの容量は各々400ガロン(約1.8キロリットル)です。
この後僕らはレシービングルームで
3槽のローワイン/フェインツレシーバー、
スピリットセーフ、容量400ガロン(約1.8キロリットル)のスピリットレシーバーを見学しました。
屋外には3槽のワームタブがあり、
ブラッドノック川の水で満たされています。
そこに隣接して、
容量530ガロン(約2.4キロリットル)のヴァットを有するスピリットストア(樽詰め室)、
税務官と蒸留所の事務室があります。
保税倉庫は4棟あり、
第二の中庭の周囲に位置しており、
計805樽、8万0705ガロン(約366.8キロリットル)を貯蔵中です。


ピート小屋は美しい建物で、
鉄柱に支えられスレート葺きの屋根を持っています。
主要な中庭には小規模なクーパレッジ(製樽作業場)と樽倉庫があります。


製造しているのは純粋なモルトで、年間生産量は5万1千ガロン(約キロリットル)です。





訳注
bladnoch_r.jpg
管理人は、昔の「花と動物シリーズ」の印象が残っていて、
ディアジオ所有だとばかり思っていたのですが、

Malt Whisky Yearbook 2017: The Facts, the People, the News, the Stories

Malt Whisky Yearbook 2017: The Facts, the People, the News, the Stories

  • 作者: Ingvar Ronde
  • 出版社/メーカー: MagDig Media Ltd
  • 発売日: 2016/10/13
  • メディア: ペーパーバック


こちらの本や公式サイトを参照して学んだのですが、
現在は単一蒸留所所有の小規模なオーナーシップなのですね!


2017年には創立200年を記念したボトルが発売されているようです!
素敵ですね!
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ブラッドノック 1 [ローランド]


長い時間を過ごした果てに
エディンバラを辞す時がやってきました。
再会を願い数杯を飲み干した僕らは、
長く楽しい時間を過ごした親切な友人たちとお別れをしました。
僕らは鉄道の駅で最後の挨拶を交わし、
馬車の後部の窓越しに友人たちが手を振り、
実りのある旅を祈ってくれました。


「さらばエディンバラ あなたが抱く美しいすべてのもの
 あなたが谷に抱く宮殿 空中の城郭
 岩山の頂上 草の茂る丘 そして露わな山々
 美しいものすべてを並べたてたら
 私の話は尽きることがない

 いざさらばエディンバラ 私たちの幸ある場所
 さらばエディンバラ カレドニアの女王
 日が昇るたびにエディンバラに繁榮あれ
 時の移ろいが止むまでエデインバラに祝福あれ」

 「コーラー・ヘリング(新鮮なニシン)」の作詞者

 
「近代のアテネ」を後にし、
僕らの楽しい旅も終わりが近いと思うと
とても名残惜しい気持ちになりました。
数日後には(南部の4箇所の蒸留所を訪問したら)、
美しいスコットランドを後にして
興味の薄い場所を旅しなくてはなりません。


旅の思い出に耽るには馬車はあまりに混み合っており、
人の間に人がぴったりとはまって隙間がありませんでした。
乗客は13人のクリスチャンで、
定員は8人でしたが、
幸いなことに皆ユーモアのある旅仲間で
この居心地の悪さは3、4駅の間しか続きませんでした。
僕らの旅路は想像し得る通りとても変化に富んでおり
牧歌的風景もあれば荒野もあり、
ダンフリースやその何マイルも先では
ローランドの贅沢な美しさとハイランドの雄大さが入り混じっていました。
その後、風景はより荒々しく寂しいものになります。
今まで見たことのないような茫漠たる荒野が広がり、
その風景を乱すのはところどころに姿を見せる岩や巨石だけです。
ウィグタウンに着いたのは夜で、
10時間の長旅に疲れた僕らにとって、
ホテルで休めることがありがたかったです。
このリフレッシュは僕らの身体が必要としていたものでした。


翌朝、旅立つ前に僕らは街を散策しました。
鉄道と海沿いの美しい街で
高貴な場所です。
ウィグタウンはとても美しく整備されており、
素晴らしい中心広場には花が植えられ、
テニスコートと散歩道があります。
変なことを言うようですが、
スコットランドでも珍しい、この自治都市を象徴する美しい広場は
以前は街のごみ捨て場だったそうです。

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グレン・キンチー 3 [ローランド]

モルティングフロアにも同様に頭上にレールが渡してあり、
発芽後はモルトと名を変えた大麦の運搬に使用されています。
エレベーターへと運ばれたモルトはそこから
巨大なキルン(乾燥塔)の中央部のワイヤーを編んだ床へと空けられ、
適切に乾燥が施されると
階下に位置するモルトデポジット(麦芽貯蔵室)へ落とし込まれます。
貯蔵室の端には同じ階層にグラインディングルーム(粉砕室)があり、
糖化の工程の前に必要に応じてモルトを粉砕することが出来ますが、
モルトはこの時点で専門的にはグリストと呼ばれるようになります。


マッシュハウス(糖化棟)はグラインディングルームと隣接しており、
粉砕されたモルトはエレベーターによりグリストホッパーへと運搬されます。
このエレベーターは、グラインディングルームに位置するエンジンを動力としています。
ホッパーからグリストは直下の巨大なマッシュタン(糖化槽)へと落とし込まれ、
専用のエンジンを動力とするレーキによって攪拌されます。
定められた時間が経過すると、浸出液は排水され、
並行した位置にある冷却機を経てアンダーバックに至り、
そこから強力な蒸気ポンプによってタンルーム(醸造棟)の発酵桶へと汲み上げれ、
発酵の工程が開始されます。
発酵が完了すると、この時点からウォッシュ(もろみ)と呼ばれるようになった液体は
同室に位置するウォッシュチャージャーへと張り込まれます。
ここから2基ある古いポットスティルとして知られる形式の蒸留釜へもろみが供給され、
蒸留によってもろみはウイスキーへと変化し、
工程は完成されます。
この時点で僕らは今まで見たことのないものを目撃します。
スピリットを抽出した後にはドレッグと呼ばれる大量の残留物が出ます。
これは街中では牛の飼料として大量に流通しているものの、
遠隔地では実際には使用する用途がなく、
何らかの方法で廃棄する必要が生じます。
川の沿岸権者の利益に反するので川に排水することは出来ないため、
蒸気ポンプで蒸留所から500ヤード(約457メートル)離れ、
70フィート(約21.3メートル)上方の場所にあるタンクに汲み上げられ、
近隣の農家が農地の灌漑に利用しており、
大いに喜ばれています。


僕らの記述から、各製造部門は一方が他方に収まる形になっており、
人力労働が最低限に留まるように配置されています。
僕らは全ての設備を見学する機会を得ましたが
一般的に設計が素晴らしいのに加えて
絶対的に清潔が保たれている点に感銘を受けました。


当蒸留所の年間生産量は約7万6千ガロン(約345.5キロリットル)で、
高品質なモルトウイスキーを製造しています。


僕らの見学が完了した頃には夕闇が迫り、
帰り道の周辺の景色は何も見ることが出来ませんでした。
帰途はダルキース経由で内陸部を通りました。
激しい雪嵐に襲われましたが、
僕らは居心地の良い馬車の中にいたので、
楽しい一時を趣のあるものにしてくれました。
ロジアンのハイランドのシャンパンのような空気を吸った僕らは
その晩気持ちよく眠りに落ち、
楽しい1日を結ぶことになりました。


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グレン・キンチー 2 [ローランド]

タイン川の支流が流れ、蒸留所がその名を冠する
キンチーの谷の中心地にグレンキンチー蒸留所は位置しています。
スコットランド北部で僕たちが見てきたような
野生的でロマンチックな景色ではありませんが、
独自の静謐な美しさを湛えています。

glenkinchie.jpg

蒸留所の真南はラマームアの丘で、
最高地点は2000フィート(約609メートル)に及びます。
丘の麓からフォース湾に向かって扇状地が広がり、
この地域で収穫された大麦のみが蒸留所に供給されてます。
蒸留所の両側はまばらに木々に覆われ、
地面にはわずかに雪が散っており、
荒涼とした景色が持ち合わせない優雅さを演出していました。


蒸留所が置かれている自然の状況を
経営者たちは十分に活かしています。
入り口ゲートの左側には、2棟ある巨大な保税倉庫の1つがあり、
もう1棟はゲートの右手に位置しています。
保税倉庫の裏手から敷地の端まで伸びているのはバーレーロフトで、
蒸留所の位置する丘の麓にあり、
ウイスキー製造に用いる大麦が貯蔵されています。
丘の頂上には2基の巨大なホッパーがあり、
ここへ荷馬車から大麦が投入され、
100フィート(約30.4メートル)のシュートを伝って
バーレーロフトへ至ります。
シュート上には梁が渡され、レールが敷設されています。
車輪で宙吊りにされたバスケットが走り、
大麦を目的の場所まで運搬することが出来ます。
このレールは、巨大な二階建ての建物で、
バーレーロフトとは幅の広い中庭で隔てられているモルティングハウス(制麦棟)まで伸びています。
バーレーロフトとモルティングハウスは吊り橋で繋がっており、
両端は面が傾いています。
バーレーロフトで大麦で満たされた運搬箱は、
中庭上を横断して直接スティープへ至り、
中身を空にすると反対側へ戻り、
また工程が繰り返されます。

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グレン・キンチー 1 [ローランド]

エディンバラのバルモラルホテルを出発し、
この蒸留所へ向かった僕らは
「1月の寒風」の洗礼を受けました。
僕らは「近代のアテネ」(訳注)を、
異なる季節や天候など色々な局面から見る機会を得ましたが、
やはり一番好きなのは夏だと白状しておきます。
その一方で、外見が氷と雪に覆われた様は
王国内の他のどの街よりも美しいことは確かです。
しかし、冬の風を忘れることはできません。
強烈な北東の風が大きな谷に吹き付けて
道を曲がる度に強襲されるというのは
あまり心地の良い記憶ではありません。


蒸留所の主席共同経営者ハナン氏、
絵描きの友人ゴードン・フレーザー君、そして筆者という
種々雑多な3人組で旅をしました。
僕らは居心地の良い馬車に乗り込みました。
リージェント通りを進み、
左手にカールトンヒルが過ぎて行き、
右手にホリールード宮殿アーサーの玉座が過ぎて行きました。
歴史的な遺構が溢れる景色と高まる期待感が混交し、
馬車の旅を楽しいものにしていました。


僕らはピアズヒル、又の名をジョックス・ロッジという、
スコットランド最高位の騎兵隊基地や
スコットランドのブライトンと呼ばれるポートベロ
そして地元民がスコットランドで最も古いバラ(自治都市)と呼ぶ、
マッセルバラなどを通過しました。


「マッセルバラはエディンバラが存在しない頃からバラであった
 そしてマッセルバラはエディンバラがなくなってもバラである」


マッセルバラを後にすると、
右手にはピンキーの古戦場(訳注2)、
左手にはエディンバラのゴルファーが集うリンクス訳注3)、
そしてスコットランド競馬の本部が見えてきます。
さらに先に行くとトラネントに到着しますが、
その左手はジョン・コープ卿ボニー・プリンス・チャーリーが戦った古戦場プレストンパス訳注4)があります。
この戦いで危うく英国の歴史の流れが変わるところでした。
これまで僕らの道のりはフォース湾を周回するものでしたが、
ここで僕らは右に折れイースト・ロジアンの内陸部に入りました。
スコットランドの農業の園と呼ばれる地域で、
ウィントン城と愛国者フレッチャー(訳注5)の子孫が住むソルトン・ヒルなどが過ぎて行きます。
フレッチャーは「私に国の歌を作らせてくれ。法律は他の奴が作ればいい」という言葉を残したことで有名です。
タインの谷に横たわる美しいペンケイトランド村を抜け、
僕らは蒸留所を見下ろす丘の頂上に至りました。
蒸留所は深く谷の中に抱かれており、
発見した時は通り過ぎる寸前でした。





訳注1

Wikipedia先生によると、
「近代のアテネ」というのはエディンバラのあだ名だそうです!




訳注2

Wikipedia先生によりますと、
「ピンキーの戦い」とは1547に発生した、
スコットランド軍とイングランド軍の戦いだそうですよ!
スコットランドとフランスの同盟を破りたいイングランドは
幼いメアリー女王エドワード6世の婚姻と
イングランド国教会による宗教改革をスコットランドに迫り、
結果として勃発したのがピンキーの戦いでした。
イングランド軍の大将は
護国卿サマセット公。
対するスコットランド軍を率いるのは
アラン伯。
ローランドの槍兵、ハイランドの弓兵など
スコットランド軍は勇敢に戦いますが、
上回る軍勢と
フォース湾に展開されたイングランド軍艦の前にあえなく敗北。





訳注3

Wikipedia先生によりますと、
19世紀には全英オープンを開催する
ローテーションに入る名門コースだったそうですが、
今は違うみたい。
ショボーン(´・ω・`)

ちなみに、現在の公式ルール上のグリーンのカップのサイズは、
こちらのコースで切っていた穴のサイズが基準になっているそうです!




訳注4

Wikipedia先生によりますと、
「プレストンパスの戦い」は1745年のジャコバイト蜂起における主要な戦闘の一つで、
ここでチャーリーはジョン・コープ卿率いる政府軍を破るんですが、
その後カローデンの戦いで惨敗しちゃうので
ショボーン(´・ω・`)・・・って話ですね。





訳注5

アンドリュー・フレッチャーさん(1653ー1716)

18世紀初頭、合同法が発効してスコットランドがイングランドに併合された頃のスコットランドの人。

14歳で英語・フランス語・ラテン語・ギリシャ語に堪能だったという語学の才能の持ち主で、法律家の家系に生まれ、若い頃からスコットランド議会で活躍。農業技術の研究・改良にも熱心。一方喧嘩っ早い性格で、政敵と決闘しちゃったり、国外追放になってヨーロッパで傭兵になってみたりと頭の中が筋肉質な側面も。でも合同法に反対したスコットランドを愛するおじさん。
いろいろな肩書きがあり過ぎて、一言で説明しにくいので、バーナードがそう書いたように単に「愛国者」と呼ばれることが多いようです。


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グレンマヴィス 2 [ローランド]

ここはとても古風な建物で、
2槽の銅製の温水加熱タンクがあり、
蒸気によって加熱しています。
容量は3千300ガロン(約15キロリットル)と
3千900ガロン(約17.7キロリットル)です。
そして円形のマッシュタン(糖化槽)は
直径16フィート(約4.8メートル)、
深さ6フィート(約1.8メートル)で
通常の複動式攪拌レーキを有しています。
さらに、第一アンダーバックは浅い開放式のタンクで
寸法は25フィート(約7.6メートル)四方です。
ここでワート(麦汁)は濾し取られ、
第二アンダーバックへ至ります。
第二アンダーバックの構造は第一と似ていて
寸法も同様ですが、屋外に設置されています。
次にワートは重力に従って
タンルーム(醸造棟)の天井部全てを覆う
巨大な空冷ファン冷却機に至ります。
冷却を経てワートはここから6槽の木製のウォッシュバック(醸造槽)へ張り込まれます。
各容量は4千400ガロン(約20キロリットル)です。
泡切りの竿は手動で搔き回す方式です。


ドアを潜ると僕らは数段階段を降りて70フィート(約21.3メートル)四方の建物に到達しました。
建物上方にはウォッシュチャージャーなどが設置されており、
下方はクーパレッジ(制樽作業場)になっています。
ここで僕らは、数人の作業員が丁寧に樽を修繕し
たがを締め直している様子を見学しました。
他の人員は樽をスウィートニング、あるいは洗浄し、
モルトウィスキーのような繊細なスピリットで満たす前に必要な作業を行っています。


僕らの博識な案内人、ジョセフ・ハリデー氏は
蒸留の仕事に30年以上携わっています。
彼の案内で、天井の高い、まるでタワーのようなスティルハウス(蒸留棟)へ至りました。
一方の端には、スティル(蒸留釜)を満たす為の
容量1千200ガロン(約5.4キロリットル)の
インターミディエートチャージャーが設置されています。
このタンクは、クーパレッジの上方にあるチャージャーからウォッシュ(もろみ)を受容します。
タンクの近くには、ホットフェインツチャージャーなどがあり、
20フィート(約6メートル)上方のギャラリー部分にはコールドフェインツレシーバー、
スピリッツレシーバー、マクナートン社製冷却機があります。
しかし、中心的な存在感を示すのは
1855年製の美しいコフィー式モルト連続蒸留器(訳注1)です。
これを見るのは僕らも初めてで、
22時間毎に2千ガロン(約9キロリットル)のウイスキーを製造することが出来ます。
このスティルでは製造過程で吸収されてしまうのでフーゼル油は発生せず、
モルトの熟成や香りの保持という観点で優れています。


次に僕らは丘の上の方に戻り、
スピリットストア(樽詰め室)を見学しました。
容量2千011ガロン(約9.1キロリットル)のスピリットヴァットがあり、
スティルハウスと直接連絡しています。
ここでスピリットは税務官によって樽に詰められ、
計量され焼印を押されます。
そして様々な熟成庫へ送られます。
案内人に従い、僕らは第一保税倉庫へやって来ました。
税務官事務所の建物の一階部分に位置していますが、
蒸留所の敷地内の別の場所にも別に保税倉庫があります。
街中のものも含めて全ての熟成庫で2千樽を貯蔵可能です。
この当時は1千500樽の様々な熟成年数のウイスキーを貯蔵中でした。


ドラフ棟、排水処理タンク、イーストハウス(酵母室)が
マッシュハウス(糖化棟)とタンルーム(醸造棟)の下の階層にあります。
グレンマヴィス蒸留所(訳注2)の経営者マクナブ氏は65頭の牛を飼育しており、
ドラフやもろみ粕を飼料として与えています。


敷地に隣接して馬車庫と7頭の馬を収容する厩舎があり
利便性を考えて配置されています。
蒸留所には16名の従業員がおり、
通常3名の税務官がいる中で主席税務官はメットカフ氏です。


蒸留所で使用されている水は用途を問わず全て
遠方の丘を水源とする水で、
2つの貯水池に集約されています。
一方はキャッスルヒルにあり、
もう一方はサニーサイドにあります。
また、グレンマヴィスと呼ばれる小川があります。
スティルハウスのポンプを除き、
全ての動力は水力で、
上射式水車が使われています。


製造しているウイスキーは純粋なモルトで、
主にスコットランドとイングランドで販売されており、
他にも様々な植民地へ送られています。
年間生産量は8万ガロン(約363.6キロリットル)です。



訳注1


モルトウイスキーを連続式蒸留釜で作っていたなんて
レアな蒸留所ですね!







訳注2


こちらの本によりますと、

The Scottish Whisky Distilleries: For the Whisky Enthusiast

The Scottish Whisky Distilleries: For the Whisky Enthusiast

  • 作者: Misako Udo
  • 出版社/メーカー: Distillery Cat Publishing
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: ペーパーバック


グレンマヴィス蒸留所は1910年に閉鎖され
その後取り壊されています。



古地図リンク
glenmavis.jpg

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グレンマヴィス 1 [ローランド]

僕らはバスゲートに向けて、
土曜朝早めに出発しました。
バスゲートは繁栄を謳歌する街で、
エディンバラから20マイル(約32.1キロメートル)離れており、
人口はおよそ4千人です。
ここには歴史的な興味を引く美しい教会がありますが、
周辺の領地共々、マルコム四世からホリールードの僧侶たちに贈られたのだそうです。
街は他にも計り知れないほどの歴史的遺物を所有しています。
街そのものが、ロバート・ブルースからレディ・マージャリーへの持参金として
かの有名な州長官ウォールターへ贈られたものでした。
ウォルター自身はこの地で最期を迎えました。
グレンマヴィス蒸留所は、
その名を冠する小さな谷のほとりに位置しており、
バルダルディーの領地と隣接しています。
どこからでも周辺の田園地帯を美しく眺めることができ、
地表の起伏からしてイングランドを思わせます。
蒸留所敷地の上方では緑地の中の谷を小川が流れ、
木々の生い茂る土地は蒸留所の裏手まで続いています。
僕らの訪問時、導管の水量がとても豊富で、
水車に辿り着く前に幾つかの小さな滝が形成されていました。


グレンマヴィスは美しい景色の場所で
可愛らしく古めかしい蒸留所です。
創立は1800年近辺で、1831年に現在の経営者の所有となりました。
鉄道の駅からは1マイル(約1.6キロメートル)の距離にあり、
敷地面積は3エーカー(約1万2千平方メートル)です。
右手の小山には蒸留責任者の美しい邸宅があり、
蒸留所の敷地に隣接しています。
蒸留所は3つの区画に分かれており、
中央部の主要な区画にはスティルハウス(蒸留棟)、
ミル(粉砕棟)、マッシュハウス(糖化棟)、タンルーム(醸造棟)があり、
全てが丘の傾斜地に建設されています。


僕らはまずバーレーロフトへと案内されました。
長さ80フィート(約24.3メートル)幅24フィート(約7.3メートル)の
三階建ての建物の上部二階層が大麦貯蔵庫で、
地上階はコンクリート床の制麦場になっており、
通常のスティープ(浸麦槽)があります。
他にも4棟のバーレーロフト、
巨大な制麦場と保税倉庫がバスゲートの街中にあります。
ドアを潜り、僕らはモルトデポジットに至りました。
20フィート(約6メートル)四方の建物で、
堅固な石造りのキルン(乾燥塔)が隣接しています。
キルンは28フィート(約8.5メートル)四方で、
床はワイヤーを編んだ網敷き、加熱炉による乾燥です。
僕らの案内人は次にミルへの道へと導いてくれました。
建物の反対側の端にあり、丘を半分登った所にあります。


乾燥したモルトは台車でモルトデポジットへ運ばれますが、
これはミル(粉砕棟)の上層階に位置しています。
僕らはミルへ至るために素朴な外階段を登りました。
ここでモルトはホッパーへ落とし込まれ、
階下のミルへ至ります。
ミルには一対の粉砕機とモルトローラーがあります。
粉砕されたモルトはエレベーターで直接、
隣接した建物内のマッシュタン(糖化槽)上のホッパーへ運搬されます。


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カークリストン 3 [ローランド]

道路を再び横切り、
スティルハウス(蒸留棟)に次の注意を向けました。
とても壮大な建物は、
高さ40フィート(約12.1メートル)
80フィート(約24.3メートル)四方で、
中央部で区画分けされています。
第一区画への入り口近くにはトウモロコシ用の第一マッシュタン(糖化槽)があり、
さらに奥にはトウモロコシ用の第三マッシュタンがあります。
その近くには巨大な屋内水車があり、
丘の上の貯水池から水が供給されています。
水車は水やフェインツ、スピリッツを汲み上げる為に使われています。
モルトウイスキー用のランニング・セーフもここにあり、
4槽のフェインツレシーバーと4槽のスピリットレシーバーがあります。
第二区画には6基のポットスティルがあり、
それぞれの容量は5千600ガロン(約25.4キロリットル)
8千ガロン(約36.3キロリットル)
2千740ガロン(約12.4キロリットル)
1千861ガロン(約8.4キロリットル)
1千550ガロン(約7キロリットル)
1千800ガロン(約8.1キロリットル)です。
ウォッシュ(もろみ)やフェインツなどを汲み上げる為に
6式の三連クランクポンプがあり、
小さな洗浄ポンプ用エンジンと
6式のウィリソン社製垂直型コンデンサー、
そして、とても原始的な形式のワームタブがあります。


ローライン/フェインツチャージャーもこの建物にあり、
レンガ製の奥まった場所には、
コフィー製連続式蒸留器と繋がった、
3槽の奇妙なタンクがあるのが見えました。
円筒状の形をしており、1つは熱いフェインツ、
他の2つはフーゼル油を取り出す用途で使われています。
連続式蒸留器のある建物はとても天井が高く、
ポットスティルの部門は隣り合わせです。
内部には強力なコフィー製連続式蒸留器があり、
一時間で3千500ガロン(約15.9キロリットル)のもろみを蒸留できます。


次に僕らは道路を横断し
納税済みのラッキングストアを訪れました。
美しいレンガ造りの建物には
3槽のヴァットがあり
それぞれ容量は649ガロン(約2.9キロリットル)
869ガロン(約3.9キロリットル)
2千004ガロン(約9.1キロリットル)です。
ここに隣接してスピリットストア(樽詰室)があり、
2槽のヴァットの容量は
9千640ガロン(約43.8キロリットル)
9千651ガロン(約43.8キロリットル)です。
中庭の中央端には2箇所ある税務官事務所の内の1箇所があります。
もう1箇所は蒸留所責任者の事務所の隣にあります。
この蒸留所には6名の税務官が駐在しており、
ヘンダーソン氏が監督官です。


6棟の巨大な保税倉庫は、
とても壮麗な建物で、
敷地内に点在しています。
僕らの訪問時は8千955樽、
合計80万0781ガロン(約3千640キロリットル)のウイスキーを貯蔵中で
中にはとても熟成年数の古いものがあるそうです。


主要な道沿いには大規模なクーパレッジ(製樽作業場)、建具師の作業場、厩舎、馬車庫、
そして前述したドレグハウスがあります。
ここでも固定式の消防車を備えており、
15の消火栓があります。


中央の中庭の周囲には以下の建物群、
イーストハウス(酵母舎)、技師整備師作業場、
倉庫、ガス工場、醸造責任者事務所、エンジン及びボイラー室があります。
エンジン及びボイラー室内部には13基のエンジンがあり、
80馬力のエンジンが1基、
35馬力のエンジンが1基、
10馬力のエンジンが10基、
6馬力のエンジンが1基あります。
ボイラーは6基あり、長さは30フィート(約9.1メートル)
直径は7フィート(約2.1メートル)です。


敷地を見下ろす丘の上には可愛らしいレンガ造りの邸宅があり、
蒸留所の責任者が在住しています。
以前は経営者の邸宅だった、
古めかしく絵のように美しい建物の敷地には古風な庭園があり、
現在は事務員と重役の事務所になっています。


経営会社はここから3マイル(約4.8キロメートル)離れた
クイーンズフェリーに巨大な倉庫や熟成庫を所有しています。
総面積はおよそ2エーカー(約8千0093平方メートル)で、
瓶詰め設備の面積は1エーカーです。
これら熟成庫のスピリッツの在庫は、約20万ガロン(約909キロリットル)です。


カークリストン蒸留所(訳注)ではモルトとグレーン両方のウイスキーを製造しており、
市場では高い評価を得ています。
年間生産量は70万ガロン(約3千182キロリットル)です。






訳注

こちらの本によりますと、

The Scottish Whisky Distilleries: For the Whisky Enthusiast

The Scottish Whisky Distilleries: For the Whisky Enthusiast

  • 作者: Misako Udo
  • 出版社/メーカー: Distillery Cat Publishing
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: ペーパーバック


カークリストン蒸留所は1920年に閉鎖された後も
DCLの酵母の製造施設として継続し
製麦場(サラディンボックス施設)としても稼働していた時期があったようですが、
その後それら施設も閉鎖され、
敷地は自家醸造キットなどを製造販売する会社に売却されたそうです。



kirkliston.jpg
古地図リンク
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カークリストン 2 [ローランド]

施設の責任者であるウィルソン氏が様々な建物の間を縫って先導してくれ、
制麦場と穀物倉庫から見学を開始することにしました。
第一制麦場は石造りで寸法は長さ240フィート(約73.1メートル)で
二階建てになっています。
地上階は制麦場で、長さ40フィート(約12.1メートル)
幅10フィート(約3メートル)のスティープ(浸麦槽)があり、
巨大なキルン(乾燥塔)と麦芽貯蔵庫が端に位置しています。
上階は大麦とトウモロコシの貯蔵に使用されています。
第二制麦場と第三制麦場も同様の構造ですが、
第一ほど規模が大きくありません。
そして30フィート(約9.1メートル)四方のキルンが接続しており、
床はワイヤーを編んだ網で、
ピートを燃料に開放式加熱炉で乾燥を行っています。


次に僕らは中庭を横切って第四と第五制麦場へ至りました。
これら制麦場には石造りのスティープがあり、
各々が42フィート(約12.8メートル)×
24フィート(約7.3メートル)の第三キルンと接続しています。
第六制麦場はより小規模で、他よりも離れた場所にあり、
独自の小さなキルンが付属しています。
第七と第八制麦場はとても古めかしく、
第二や第三の約半分の規模です。


僕らは次に元来た道を戻り、
ブリューイングハウス(醸造棟)に至りました。
ここは蒸留棟と接しており、
5槽の醸造タンクを備え、各々の容量は1万2千〜2万ガロン(約54〜90.9キロリットル)です。
醸造棟と繋がっている粉砕棟には、
5対の粉砕機があり、グリストロフト(粉砕麦芽置き場)が付属しています。


僕らは次に第一糖化棟へ向かいました。
マッシュタン(糖化槽)の他には、粉砕機の動力である25馬力のタービンホイールがあります。
そして第二糖化棟も見学しました。
直径24フィート(約7.3メートル)、深さ8フィート(約2.4メートル)の
トウモロコシ用のマッシュタン(糖化槽)があり、
第二アンダーバックがマッシュタンより下の階層に埋設されています。
ワートレシーバーは高い場所にある第三キルンの横にあり、
その後ワート(麦汁)は工場内を走る銅製の長い配管を通るので
発酵に適した温度まで下げることが出来ます。


そして僕らはタンルーム(醸造棟)へ入室しました。
平均的な容量が1万8千ガロン(約81.8キロリットル)の
14槽のウォッシュバック(醸造槽)を備える2棟の設備の整った建物です。
第六ウォッシュバックの上のくぼみにはミラー社製冷却装置が2台あります。
そして、近い距離に3槽のウォッシュチャージャーがあり、
それらの容量は4万1千880ガロン(約190.3キロリットル)、
1万6千700ガロン(約75.9キロリットル)、
1千678ガロン(約7.6キロリットル)です。


この建物と道路上のブリッジで繋がっているのが新築のドラフ/ドレグハウスです。
最上階には巨大な円形のタンクがあり、
その容量は2万2千ガロン(約100キロリットル)です。
このタンクの底部からドラフ、あるいは穀物粕が、
直下の荷馬車や荷台へ落とし込まれるのです。


数年前、これら穀物粕の大部分はアーモンド川に放水されていましたが、
川の汚染を防ぎたいと考えたスチュアート氏が
現在も稼働する2槽の巨大な貯水タンクを設置したのです。
ここで沈殿を待ち、上澄みの液体はポンプでサウス・クイーンズフェリーの海へ排出されます。
ノース・ブリティッシュ鉄道のサウス・クイーンズフェリーへ至る支線の線路に沿って配管が走っていますが、
この敷設工事を行う為に議会制定法による許可を取得したそうです。
沈澱する個体は家畜の飼料として販売されますが、
牛や豚の飼育に適していると言われています。
蒸留所では多数の豚を飼育しており、
その数は400〜500頭に上りますが、
ハイランド・ソサエティなどスコットランドの農業品評会で
経営会社は第一位を何度も獲得しています。
現在は優れたバークシャー種を繁殖しています。


kirkliston.jpg
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A・バーナード
1887年刊
蒸留所探訪記
"The Whisky Distilleries of the United Kingdom"翻訳ブログ

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